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トーナメントレポート

JB2最終戦(河口湖)&イースタン河口湖A最終戦(2005.9.18更新) 
【報告】プロスタッフ杉田

 早くも今年の最終戦を迎えた両大会。 今回は、前回の悔しさからプリプラクティスも行い、噂通り非常に厳しい湖の状態を痛感しました。 釣果は非常に厳しくて、ディープをやりきるか違ったパターンを模索するか悩みながら前日プラクティスを迎えました。

 前プラですが、各ディープをチェックするもたまにノンキーのバイトがあるだけで魚探の映像も良くなく見切りをつけて、シャローをラバージグのスイミング でチェックすると、800g程のバスが猛ダッシュで飛び出てきて「パクッ」と・・あまりにびっくりして合わせそこないバラしてしまいました。

 これはひょっとしてパターンか?としばらくシャローを流してみたものの現実は甘くなく、ノンキーは簡単に釣れるがキーパーはゼロ。再度、ディープをチェックすることに。信号下へ行き魚探とにらめっこしながらハイパーストレート(ベイトフィッシュカラー)のDSでドラッキング。するとある場所にさしかかると表層に大量のギルが浮いているのを発見。リグがそこにさしかかったとたんにノンキーが釣れ、すかさずもう一度キャストすると連続でノンキーがヒット。3投目を入れると今度はティップが 吸い込まれフッキング。すると重量感たっぷりで久々の ディープのデカバスとのファイト。周りの選手の目を気にしつつ水中でハンドランディング。45up推定1500gのナイスバス。写真を撮りたかったが泣く泣くリリース。

 にんまりして後ろを見ると、 今回の相方である木幡さんもキーパーを釣っており、すかさずGPSにポイントを入力しようやく試合で使える場所を見つける事ができました。その後、ラバージグを追ってきたバスが頭の中から離れず再度、シャローをチェックしましたが、釣れるのはやはりノンキーのみでした。前プラを終え同じプロスタッフの福森プロに釣果を聞くとシャローでキロ近いバスが釣れたとの事で、シャローもやっぱり「あり」と確信し、就寝しました。


 一夜明け、JB2最終戦が始まりました。今回の作戦は、信号下ディ−プでギルに付くバスをハイパーストレートのDSで釣る。ダメならシャローをラバージグのスイミングでランガン、の2つ。受付をすませミーティング開始。

 河口湖の試合ではいつもフライト順が悪いのですが、今回はファーストフライト。追い風を感じました。スタートし信号下へ。バッティングすることなくピンに入ると、昨日とは変わってギルの水深が深くイヤな感じ・・。日が昇れば浮いて来るだろうと、粘ってみるものの中々浮いて来ず我慢しきれずに、シャローのランガン作戦に移行しました。小海から二の瀬までのシャローをラバージグでスイミング。しかし、昨日あんなに釣れたノンキーでさえもバイトしてこず大石へ移動。大石は昨日、ラバージグに出たエリアで期待を込めてキャスト。数投キャストしダメか〜と思ったと同時にキロ近いバスがチェイス。

 「喰え喰え」と願うがボート際まで きてUターン。ある程度ボートから離れた距離まで目で追い、すかさずキャスト。スイミングしながら目の前に持っていくとギラリと反転してバイト。今年は、CP戦で幾度と無くキッカーフィッシュ をバラしてお立ちを逃しているので、慎重に慎重にやりとりし無事にネットイン。おもわず「ヨッシャー」と叫んでしまいました。これで、ノーフィッシュの恐怖から逃れリラックスできました。すると立て続けにバイトがあり、今度は400gのバスをゲット。なんか良いムードとほくそ笑み、エレキを踏むと後ろから「ちょっと待って下さい」「800くらいのが来ましたぁぁ〜」とマジカルスラッグ2.8inのJHを使っていた木幡さんの声が・・。慎重にファイトして貰い、浮いてきたところをすかさずネットに入れ2人して「ヨッシャー!」この2人で喜び を分かち合えるのがJB2の良いところ。残る時間は1時間。あと1本キロが入ればお立ちが見えてくる。無心でキャストを繰り返すも無念のタイムアップ。

 結果は、2,446gをウェインし 河口湖で初入賞となる8位でしかも福森プロも10位 とダブル入賞し嬉しい結果を得る事が出来ましたv(^^)v。


 続いてイースタン河口湖A最終戦。スタートし大石へ。大石に着いてエレキを降ろし、気合い十分にキャストしようとすると、なんと唯一釣れるエリアに無情にも鯉釣り師 が・・しかも知ってんのかと言うくらいに狙いたいエリアを計ったの如く扇状の角度でラインが入っている。仕方なく他のエリアをやるも常にそのエリアが気になり集中できず。挙げ句の果てに子供達が泳ぎ始め、ジェットスキーまでもやる始末。神様、恨みます(^^)。と言うことでノーフィッシュで終わりました。

 この借りは、いつかきっと返します。

 そうそう、今回使ったラバージグですが、キモはトレーラーでカットバックテイル2inとハイパーシャッドを使うとスイミング時にテールがプルプルし見切られ率がグ〜ンと下がります。難易度が高い河口湖のネイティブバスにも通用しましたし、CP戦が残っているので書きたくなかったですが、君ヶ野、西の湖でも好釣果を得ています。是非、試して見て下さい。

【タックルデータ】
ダウンショット:ロッド・・・UL
ライン・・・2lb+4lb
シンカー・・1.8g
ワーム・・・ハイパーストレート、 テールスライディングシャッド
ラバージグ:ロッド・・・L
ライン・・・3lb+4lb
ラバージグ・・自作シリコンスカー トジグ+カットバックテイル2in
ハイパーシャッド
ジグヘッド:ロッド・・・L
ライン・・・3lb+4lb
ジグヘッド・・1/32oz
ワーム・・・マジカルスラッグ2.8in,セルスティックJr.

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