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2006年6月25日、参加者28名のアングラーが集まり、愛知県唯一の天然湖である油ヶ渕で「ランカーズ第4戦リミットメイカーカスタムベイツ＆東レフィッシングカップ」が開催されました。私はこのランカーズのイベントプロデュースを担当しております。
さて、このトーナメントは1997年からスタートしたローカルアングラーズクラブ『ランカーズ』が主催するショアトーナメントで、学生から社会人まで幅広い年齢層のアングラーが参加しています。毎年3月から11月まで毎月ショアトーナメントが開催され、25cm以上3匹の総全長で順位が決定。そして年間ランキング上位入賞者にはバスボートによる琵琶湖ガイドサービス一日券が副賞として贈られます！
トーナメント当日は今にも雨が降り出しそうな曇り空で、正午すぎには雨になるとの予報。気温は19→22℃、水温は19℃、無風。何とかこの釣りやすいコンディションの中でまず一本！と参加者は、思い思いのポイントへ散っていきました。
そんな中、朝スタートしてまもなく、本日は1時間だけの参加だった吉澤選手がPOP-Xで見事40cmをキャッチ。一週間前も同じポイントでバラした（かなり派手にバラしたみたいですよ！）ということと、1時間という限られた時間の中での集中力が今回の結果を生んだようです。
さて、幸先の良いスタートを切りましたが、なかなか思うように釣果は伸びず時間が過ぎていきました。しかしランカーズ代表の脇崎さんが止水域にあるストラクチャーをラバージグで攻めて48cm（運営担当のため参考記録）をキャッチすると、続いてそこから近いポイントで酒井選手が38cmをカットテールのワッキーリグでキャッチ。この止水域は特にベイトが豊富で、しかも他のエリアよりも比較的大きいんです。通常は海と繋がる水門が開き、干満の影響で多少流れがあったほうが釣れやすいのですが、今回は天候も手伝ってか、それに影響されることなくバイトが連発したようです。
一方、新川付近では第2戦、第3戦と連勝街道ばく進中の石川選手が護岸のゴロタに潜むバスを狙ってワッキーワームで28cmをキャッチ。3連勝を狙う石川選手の集中力が勝るか、他の選手の底力が勝るか、このあとの成り行きが注目されました。
そしてしばらく釣果報告は届かず沈黙が続きました。すると終了50分前、暫定トップの吉澤選手が再びトーナメントに合流し、何とか1本釣ってダメ押しを狙いたい場面。しかし、その沈黙を破ったのは3連勝を狙う石川選手でした。石川選手トーナメント会場に近い護岸域を1本目と同様の狙い方で33.5cmをキャッチ！第3戦に続く逆転劇で、ついに3連勝を達成。誰がこの快進撃を止めるのか？
  
表彰式では小雨が降りだしたものの、賞品の授与のほか、たくさんの協賛品のもとじゃんけん大会などが行われ、この梅雨空を吹き飛ばすくらいの盛り上がりを見せて幕を閉じました。
 
最後に協賛していただいたリミットメイカーカスタムベイツ様を始め、協賛・後援各社様、ありがとうございました!
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